製本の構造・種類

製本の構造・種類

表紙用紙 本文用紙 見返し 表紙 のど 背 しおり(スピン) 奥付 天 小口 帯 地 扉 表紙カバー

表紙カバー

傷み易い表紙を保護します。少し厚めの紙にPP(ポリプロピレン)を
コーティングして汚れや傷を付にくくし、耐久性を高めます。

主に販促手段として表紙に巻く紙のことです。
推薦文や紹介文、またはあらすじなどを凝ったデザインでいれたりします。

見返し

表紙と中身の本文をつなぐ役割を持った紙で強度が増します。
色紙を使うことで、見栄え良くなります。

しおり(スピン)

布製のしおりです。背の部分に糊付けされて本の中に織り込まれています。

穴あけ

くるみ製本などで報告書・決算書を保存用にファイリングする為、
ファイルに合わせて2 穴もしくは4 穴を空けます。

表紙用紙

レザック66

■レザック66

カーフ(仔牛の皮)風の凹凸が高級感と温かみを感じさせる用紙です。特によく論文・報告書に使われています。

色上質紙

■色上質紙

色上質は、色のついた上質紙で、レザックに比べ安価で、マニュアルや報告書の表紙用紙として幅広く使用されております。

本文用紙

■上質紙

ノート等によく使われている一般的な白い紙です。
コピー用紙に比べ少ししっかりした感じがあります。
ページ数の少ない本などには90kの少し厚めがお勧めです。

■書籍用紙

市販の小説など文庫本によく使われているクリームがかかった用紙です。
上質紙に比べ長時間、本を読んでいても目が疲れにくいと言われてます。

■コート紙

手触りがつるっとして光沢がありカラーの写真印刷が映える用紙です。
写真集・アルバムなどによく使われています。

■マット紙

手触りはしっとりとしていて、艶消しのコーティングをした用紙です。
絵や写真など落ち着いた仕上りになります。

本の構造

■表紙

本の題名・著者(発行者)を明記し、本の所在を明確にするものです。
本の顔といえるものです。

■小口

本の裁断面のことを言います。本の背を除いた3 辺のことです。

■のど

本を広げた中央の部分のことで、製本の糊が付く場所。中綴じの場合はページとページの境界のところです。

■天・地

本の上部の事で、反対に下部を地といいます。

■背

本の背中、綴じの部分(ノリで固めた部位)で、背の幅が広い場合、背文字といわれる書籍名や著者名を入れるのが一般的です。

■扉

表紙や見返しをめくって最初に見る本文のタイトルページ。本の表題や著者名を印刷します。巻頭につく扉を「大扉(おおとびら)」、本文中に挿入される扉を「中扉(なかとびら)」といいます。

■奥付

巻末の一番最後に入れる、書名、著者、編集者、発行者、印刷所、発行日、版数などを記したページです。

少部数の簡易製本から、装丁にこだわった製本まで、製本のことならお任せください。

自分史

自分が過去に何を思い、何を考え、どんな事をしてきたかを記録として本に残しませんか?

卒業・卒園アルバム

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論文・報告書

原稿の作成からレイアウトまで、ご自身でできる方のために、完全データ入稿による、印刷製本のサービスを行なっています。

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